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磁気定期券とスイカはどちらがよい?

どうも、はらです(グータッチ)!

じつは先日、定期券を買いました。

そうです。きまった区間をきまった期間は乗り降りし放題の「あの」定期券です。

でもただの定期券じゃないんですよ..ふふふ。

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なんとペラペラな定期券なんです!

中に磁気がはいっている「磁気定期券」というひとむかし前の代物です。

種類はちがいますが、ぼくの父が学生の時代(30年前)はまだ改札のチェックが駅員さんの時代で、よく定期券を模写してすり抜けようとするお客がいたらしいですよ。

 

 

買い方

①いつも定期券を買う時とおなじように指定の紙に必要事項を記入

②「Suica希望」の欄で「希望しない」を選択

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この2ステップだけで魔訶不思議、インテリな磁気定期券が手に入ります。

 

 

使用方法

まずは使ってみましょう。

一般的なSuicaの定期券では、改札機のまあるい所に”ピッ”とやりますよね。

でも彼を”ピッ”としても改札機から応答はありません。

 

普段きっぷを入れる穴にいれるのです!

すると反対側の穴からまだあたたかい定期券がぶじ帰還しました。案外カンタンです。

 

メリット

・カッコいい

これに尽きます。

異論は認めません、いや認められぬ。Suicaの方がカッコいい!とでも言われたら、よみこみに時間がかかりチャージもできない磁気券の権威性は一瞬にしてくずれ去ってしまうのだから。

あとは薄いのでかさばらない。モバイルSuicaはかさばるどころかがね。

 

・入出場記録がのこらない

たとえば改札を通って、おなじ駅から出たい時、

Suicaなら駅員さんのいる窓口に行って改札外に解放してもらわなければいけませんよね。

でも磁気定期券は〇〇駅に入場した!という入場記録がのこらないので、Uターンして入った改札から出ることも理論的には可能です。

でもそういう時はきちんと入場券を買いましょうね。

じゃあこんな特性役に立たないじゃないか!

いいえ。トラブルが起こって振替輸送などで改札外に出る必要がある時に時短になります。

文明の利器に依存したSuica客が有人改札に列をつくるのを横目に駅から出るのは実に爽快ですよね。想像しただけで爽快です!!

 

 

 

 

デメリット

・チャージができない

これはけっこう不便ですね。

定期券をチャージして定期券の区間外で電車にのる時にも併用している方も多いのでは?

その併用ができなくなるのです。

 

でも逆にかんがえればお金の節約につながる。

Suicaだと無意識にジュースやお菓子をチャージを使って買ってしまいますが

チャージできない磁気定期券なら、わざわざ現金を出して買うので「無駄づかいしている」という実感を湧かせてくれます。

現金を使う罪悪感は世界共通なのだ

 

IC定期券は都会のもの?

都会にすんでいるとIC定期券があたりまえのように思えてくるけれど、田舎に行けば

自動改札機なんて概念はそんざいせず、駅員さんに券を見せる紙の定期券がまだまだ主流です。(だいぶ普及してきたが)

ICカードモバイルSuicaなどをいばって身につけていても、一歩関東圏を出れば、そんなものはただの紙きれになってしまう。

日本全国の鉄道・お店で使えるのならまだしも、

東京・名古屋・大阪といった大きな都市でしか使えないのなら

オシャレで珍しい磁気定期券も捨てたもんじゃありません

 

 

 

 購入はおはやめに

もしこの記事で「いいなぁ(ヨダレ)」と思ってもらえたのなら早めに導入しないと後悔するかもしれません。

というのも、近い将来、磁気定期券は姿を消す可能性がたかいからです。

ICカードよりも不便だし、例のウイルスが非接触型のICカードの優位性を高めてしまいました。

私鉄では京都・大阪・滋賀県をはしる京阪電鉄が今年度での磁気定期券の発売を終了すると言います

https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/2020-12-04_teiki.pdf

 

思いついたらすぐ行動。趣味人の大原則ですな

 

 

 

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