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公立小と私立小はどちらが良いの?両方通った現役中学生が解説

 

私立小と公立小、どちらに行かせれば良いのか...

 

どちらにも行った経験からお話します

 

 

筆者は、小学4年生まで私立の小学校5・6年生の2年間は公立小で過ごしました。

転校した理由は中学受験にコミットするためだったわけですが、とにかく公立・私立小の2つを経験したレアな中学生です。

そこで今回は、公立・私立小のメリット・デメリットを、両方に通った筆者が生徒目線からお伝えします。

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ぶっちゃけどちらが良いの?

どちらでも良いと思います。

公立・私立小の両方にメリット・デメリットがあるので、小学校で無理に私立に通う必要もないかなぁ、と今は感じます。

今から書くことは僕の正直な思いですが、結局はたらればなのでこれ1つで進学を決めるほど(そんな人はいませんね)重く受け止めないでください。ただ、生徒目線の声は貴重だと思うので、参考になれば嬉しいです

 

 公立小のメリット・デメリット

メリット

いろんな境遇を知れる

地元に友達ができる

 

デメリット

教育の水準が低い

トラブルが頻発する


クラス, 教室, ルーム, 学校, 空, インテリア, 椅子, テーブル

 

いろんな境遇を知れる

お金持ちの子、貧乏な子、ひとり親の子、障害を持つ子...

近くに住んでいるだけで同じ小学校に割り当てられるので、マジで色々な家庭環境の子どもと一緒に生活します。

一見、デメリットのように聞こえますが、筆者は結構なメリットだと思います。

社会には色々なバックボーンを持つ人がいることを自然に学ぶことができますし、自分とは気の合わない人も尊重して、共生する能力が自然とつきます。

この共生する能力って、生きていく上でかなり大切なものだと思いませんか?

いくら優秀でも、他人を尊重できない人に幸せは手に入れられないと思うのです。

 

地元に友達ができる

6年間、毎日顔を合わせ、家が近いため放課後や休日も遊ぶことが多いです。そのため、親密な友人が地元にできやすいのも、公立小に通うメリットです。

筆者は、中学受験を経て私立中学に通っていますが、プライベートでよく遊ぶのは小学校の友人だったりします。

公立小の環境は、中学・高校以上に強い絆で結ばれた友情をつくりやすいのではないかと思います。

 

教育の水準が低い

少し乱暴な言い方になってしまいました。当然、教育の水準は私立小よりは低いです。

授業に満足できないなら、お金を払って塾など、別のところで満たすしかありません。

公立小は地元の友人を作るには向いていますが、教育に過度な期待はしないほうが良いでしょう

 

トラブルが多い

色々なタイプの子どもがいるのでトラブルもかなり多いです。

筆者の学校でもイジメ騒ぎなどがありました。

しかし、今となっては良い経験です。あのまま私立小に通っていたら一生出くわさないようなトラブルもたくさんあり、友人と衝突したりもしました。

トラブルも将来の糧になると思えば、さほど気になる点でもないと思います。

 

 

私立小のメリット・デメリット

メリット

教育の水準が高い

良い子が多い

デメリット

浮世離れする

地域コミュニティに参加しづらい

 

シュタインバハアムツィーベルク, メノナイトの遺産の村, マニトバ州, カナダ

教育の水準が高い

やっぱり教育の質の高さが私立小に行く最大のメリットだと、公立・私立の両方に行って感じました。

施設や授業の質の高さはもちろん、先生も保護者も教育に情熱を持っている人が多い(公立はないと言っているわけではないです)ので、貴重な経験ができると思います。

 

良い子が多い

いわゆる育ちの良い子が多いです。

恵まれた環境で育った子どもが多いのがその理由でしょう。

育ちが良い子に囲まれて育つメリットは、自身の人格形成にも良い影響がある、などですね。

ただ、筆者が転校した公立小も、幸い根は優しい子ばかりでした。

ですので、家庭の方針によって1つの判断基準に留めるのが良いと思います。

 

浮世離れする

これは微妙なところなのですが、一応書いておきますね。

私立小には家が裕福だったり、同じ境遇の子が集まりやすいですよね。

それゆえに、なにも教えずに中高と進むと一般的な限度や、様々な境遇があることを知らずに育つ可能性が高いと感じました。

例を出すと、長期休みには、クラスの多くの人が海外旅行に行ったりしていました。

それ自体はまったく悪くないのです。ただ、”長期休みにはバカンスに行く”というのを常識のように捉えてしまうと、浮世離れしていつか生活に支障が出るやもしれません。

親御さんや周りの人には、置かれている立場がいかに恵まれている事かを教えないと、子どもが浮世離れする恐れがあることを念頭において欲しいです。

 

地域コミュニティに参加しづらい

公立小と違い、なにもしないと近所に友人は増えないです。

私立小の多くの子は電車通学なので当然ですよね。

もし地元にも友人を作りたいのなら、近くのスポーツチームなど、地域コミュ二ティに能動的に参加する必要があります。

 

まとめ

結論:どちらでも良い

公立・私立小のどちらも”行ってよかった”と思えます

中・高校はともかく 、小学校で私立小に入っても、単なる学力の上では公立小の子と大きな差はつかないとも感じたので、家庭の状況に合わせて選べば良いと思います。

特に私立小は学校によって特徴が強いので、お子さんにあった学校が見つかる事を願っています。

 

最後まで見ていただきありがとうございました!